先物取引が正確に行われるための担保のようなものを委託証拠金と呼びます。根洗い損(決済までの間に相場変動によって生じる計算上の損失)を補完するために預託するもので委託本証拠金のほか3種類が商品取引所によって定められています。
- 委託追証拠金(いたくおいしょうこきん)
値洗い(その日の最終値段と建玉との損益を仮計算すること)のときに生じた損失が委託本証拠金の50%を超えてしまうとき、担保力を補強するために追加する証拠金のことです。

- 委託定時増証拠金(いたくていじまししょうこきん)
納会月(決済を行わなくてはならない月)の建玉は、定められた日より先は値幅制限がなくなります。それは、決済をより円滑にするためです。このときに大幅な値動きが生じるため、担保力を補強するために預託する証拠金のことです。
また、委託定時増証拠金の額や時期は、取引所によって決められます。 - 委託臨時増証拠金(いたくりんじまししょううこきん)
相場の変動があきらかに激しいとき、また、なんらかの要因で激しい値動きが予測されるときに、徴収される証拠金のことです。この証拠金の額や時期は、取引所によって決められます。
ちなみに証拠金は、先物取引を行った場合、取引成立日翌日までに委託先の取引参加者に差し入れなくてはなりません。





