リスク管理の方法
16世紀にヨーロッパで発生した商品先物取引は、日本でも江戸時代の米相場以来、現在に至るまで、経済基盤としてなくてはならないものになっています。しかしながら、商品先物取引を資産運用の場として活用する場合ハイリターンであり、同時にハイリスクでもあるため、しっかりとした管理が重要になってきます。
- 価格変動
価格変動が起こるのは需給環境、気象、為替、経済、社会情勢などが複雑に絡み合うためです。この価格変動こそ先物取引が「ハイリスクハイリターン」と呼ばれる要因となります。また、この価格変動を予測するための情報を得ることは、たいへん難しいものです。

- 追加証拠金
相場の変動により委託証拠金(後で説明します)の損得勘定が50%となった場合、追加証拠金(追証)が発生します。

- 元本の保証がない
相場取引であるために、元本の保証はありません。投資資金は戻ってこないばかりか、追加証拠金の制度があるために、追加資金が必要な場合があります。

このように、さまざまなリスクがあるわけですから、先物市場を使用する場合、市場の動向を分析したり、データやチャートを分析したりして価格動向の予測を行い、リスク管理をする必要があります。
主なリスク対処法には、損切り、建玉縮小、追証の預託、銘柄分散、両立、途転、難平などがありますが、これらのやり方、タイミングをよく理解し、自分なりの手法を確立させることが重要です。
ちなみに、これらの手法の中でもっとも重要なものは損切りと言われています。要するに、損失を最小限に抑え、資金を無くさないようにすることが重要なのです。
それから、プロの間では、両立や難平は絶対にしないということが鉄則になっていますから注意してください。




